2019年8月28日



株式会社クラウドワークス



”あなたの職場はどうですか?”

クラウドワークス従業員の、入社後の性差による不利の事実を調査



~SDGsレポート第3弾:「ジェンダー平等を実現しよう」

クラウドワークス社内で「性差による就業上の不利や制限」の意識調査(入社後編)を実施

調査結果とアンケート項目を公開~



株式会社クラウドワークス(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長CEO:吉田 浩一郎 以下「当社」)は、SDGsレポート第3弾として、当社従業員を対象に「性差による就業上の不利や制限」についての意識調査の結果を公開いたします。第3弾では、前回のこれまでのキャリアにおける不利や制限の調査からさらに踏み込み、当社従業員が入社後、業務の中で感じたことのある、不利や制限についての結果を公表しています。また、各企業でも性差についての実態を把握頂くことを目的に、アンケート項目も公開いたします。当社は、ジェンダーフリーを体現し、あらゆる人が働きやすい職場づくりを目指してまいります。





【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201908280095-O1-BV53aGuC



調査結果サマリ

・女性従業員の22%(男性は4%)が、入社後「仕事上で性差によって不利と感じたことがある」と回答

・不利と感じた点について、女性従業員の代表的な意見では、仕事上の役割分担についての声が挙がった

・女性従業員の66%(男性は53%)が、社内の結婚・出産・育児に関する休暇制度に関して「活用しやすい」と回答

・女性従業員の76%(男性は78%)が、性差なく平等に期待やチャンスが与えられていると回答

・女性従業員の40%(男性は42%)が、会社を「男社会」感じていると回答

・「男社会」と感じた理由については女性・男性の管理職比率の相違が多く挙げられた



代表取締役社長CEO 吉田 浩一郎 コメント



「女性活躍推進と言われて久しい中においても、日本の女性管理職比率は依然として低水準で、欧米や他アジア諸国と比較しても大きな開きがあるのが現状です(*)。その理由は、企業内での性差による不利・制限がブラックボックス化し、改善すべき点が見えない状況にあるのではないでしょうか。当社では、ブラックボックスをそのままにしておくのではなく、「性差による就業上の不利や制限」に関する意識調査を通じ、ジェンダー平等についての可視化をおこないました。まずは良い点・悪い点を把握し、優先的に解決すべき事項の目線を合わせることが目的です。今回の調査結果は、当社が性差において解決すべき点が多数あることを示すものとなりますが、SDGs「ジェンダー平等を実現しよう」への貢献を掲げる中で、今回世の中に先駆け、まずは私たち自らが現状を可視化し、公開することを選択いたしました。また、各企業の皆さまにも実態調査をして頂けるよう、アンケート項目を同時公開しております。性差による不利や制限をなくすために、ぜひ可視化にご協力を頂けますと幸いです。



*国際労働機関(ILO):A quantum leap for gender equality: For a better future of work for all



当社で実施したアンケート項目を公開いたします



当社で実施した「性差による就業上の不利や制限」に関する意識調査の

アンケート項目を公開いたします。以下よりダウンロードの上、

ぜひ組織の性差による不利や制限の可視化にご活用ください。



ダウンロードはこちらから



詳細



問1.クラウドワークスに入社後、仕事において性差による不利を感じたことはありますか?





【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201908280095-O12-A771Y2NL



・時間を割けば割くだけ成果が出たり、緊急の対応が多いような

 仕事内容・仕組みだと、子供が生まれて両立・出世するのは難しいと感じます。(女性・「ある」と回答)



問2.社内では、結婚・出産・育児に関する制度を活用しやすいと思いますか?





【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201908280095-O2-xVWq70K0



・育児との両立等、上のポジションの人も積極的に進めてくれているから。(女性・「はい」と回答)

・まずどんな制度がどうやって受けられるのかわかりにくいなと思います。(女性・「いいえ」と回答)

・少なくとも自分の観測範囲においては、各種制度の活用が推奨される雰囲気はあると感じる。ただ、

 育児などによる欠勤、遅刻、早退(フルフレックスになって制度上の概念はなくなりましたが)には

 多少なりとも引け目を感じている人が少なくないようにも感じるので、100点ではないとは思います。

 (男性・「はい」と回答)

・現状、あまり積極的に(制度を)開示していない印象があるため。(男性・「いいえ」と回答)



問3.社内では、同等の能力を持った従業員に対し、性別に関係なく平等に期待やチャンスが与えられていると思いますか?





【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201908280095-O6-3eQACeG5



・期待や与えられる機会に男女の差は感じない(女性・「はい」と回答)

・マネージャー層や経営陣の女性比率が異なる(女性・「いいえ」と回答)

・機会や期待する水準は性別に関係なく一緒のものを感じる。

 贔屓があるようには思えない。(男性・「はい」と回答)

・全体の男女比とマネージャーの男女比が違うように思えるからです。(男性・「いいえ」と回答)



問4.社内は男性社会、女性社会どちらだと思いますか?





【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201908280095-O9-90sulaLI



・あまり周りでも「女性だから」などの話を聞かない。(女性・「どちらでもない」と回答)

・マネージャー以上の女性の割合が少なすぎると感じるため。(女性・「男性社会」と回答)

・各人が男女関係なく発言したり行動しているから(男性・「どちらでもない」と回答)

・時間で解決する働き方は、子育てなどをしている人には難しいと思うため(男性・「男性社会」と回答)



調査概要



・問1~3

 調査対象者:株式会社クラウドワークスの従業員96人

 有効回答数:女性41人・男性55人 

 調査期間:2019年7月23日~26日



・問4

 調査対象者:株式会社クラウドワークスの従業員132人

 有効回答数:女性77人・男性55人 

 調査期間:2019年6月12日~14日



※問1~4各項目内コメントはアンケート中自由回答から一部抜粋



ジェンダー平等の実現に向け、ジェンダーポリシーを設置



今回の調査を結果踏まえ、クラウドワークスでは従業員が性差に関係なく活躍できる環境を目指すために

ジェンダーポリシーを設置いたしました。





【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201908280095-O11-58h5q4Vu



<クラウドワークスのジェンダーポリシー>

クラウドワークスがミッションに掲げる「"働く"を通して人々に笑顔を」の実現には、

共に働く仲間の存在が欠かせません。だからこそ私たちは仲間の笑顔も大切にしたいと考えています。

そのためにジェンダーを起因とした差別や人権侵害が職場で発生しないよう解決に取り組みます。

また、仲間がジェンダー平等と包括性を理解できるよう支援していきます。

不平等の無い就業環境で、それぞれの個性を発揮できる組織を目指します。



クラウドワークスのSDGsの取り組みについて



 クラウドワークスは、「"働く"を通して人々に笑顔を」をミッションとし、あらゆる個人が仕事を通じて輝ける、働く環境における新しいインフラ作りを目指しています。これまでに、インターネット上で仕事を受発注できる「クラウドワークス」をはじめとする様々なサービス群により、時間や場所、年齢に関係無く働ける機会を創出してまいりました。ミッションの「"働く"を通して人々に笑顔を」の先にあるのは、社会活動の一つである仕事により、誰もが”自分らしい”と感じるライフスタイルと人生を実現できる世界であり、それは持続可能な開発目標(SDGs)の理念である「地球上の誰一人として取り残さない」世界の実現に呼応するものと考えています。”働く”に携わる企業として、私たちは事業活動と、社内での新しい働き方の実践を通じ、その目標達成に積極的に寄与してまいります。



SDGsの取り組みについて:https://crowdworks.co.jp/sdgs



<SDGsレポート>

クラウドワークスがフォーカスする2つのSDGs目標に関連した、

働き方・ライフスタイルに関する調査レポートです。



第1弾:ジェンダー平等を実現しよう①/性差による仕事と家事・育児の役割に関する意識調査

第2弾:ジェンダー平等を実現しよう②/性差による就業上の不利や制限(キャリア編)

第3弾:ジェンダー平等を実現しよう③/本リリース

第4弾:働きがいも経済成長も①/(9月4日公開予定)

第5弾:働きがいも経済成長も②/(9月11日公開予定)



株式会社クラウドワークスについて



クラウドワークスは「“働く”を通して人々に笑顔を」をミッション、「働き方革命~世界で最もたくさんの人に報酬を届ける会社になる」をビジョンとし、日本最大級のクラウドソーシング「クラウドワークス(https://crowdworks.jp/)」をはじめとした個人に報酬を届ける事業を展開しています。2019年3月現在、当社提供サービスのユーザーは271万人、クライアント数は35.5万社に達し、内閣府・経産省・外務省など政府12府省を筆頭に、80以上の自治体、行政関連団体にも利用されています。2014年12月 東証マザーズ上場【証券コード3900】。日経ビジネス「日本を救う次世代ベンチャー100」選出、2015年には経済産業省 第1回「日本ベンチャー大賞」ワークスタイル革新賞(審査委員会特別賞)受賞、2015年度グッドデザイン・未来づくりデザイン賞 受賞。



会社名:株式会社クラウドワークス

代表者:代表取締役社長CEO 吉田 浩一郎

所在地:東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー6階

設 立:2011年11月11日

事 業:日本最大級のクラウドソーシング「クラウドワークス」をはじめとした

    インターネットサービスの運営

資本金:20億9,045万円※2018年9月末現在

URL:https://crowdworks.co.jp/



情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 ”あなたの職場はどうですか?” クラウドワークス従業員の、入社後の性差による不利の事実を調査