2019.07.24



早稲田大学



太陽光発電有効活用のための電気自動車充電管理手法を開発

保有者にとって公平で無理のない充電時間シフトをオークションで実現



本発表の詳細は、早稲田大学のホームページをご覧ください。

https://www.waseda.jp/top/news/65881



<発表のポイント>

・太陽光発電連系配電系統で電力逆潮流による電圧などの電力品質への悪影響が

  懸念されてきた

・電気自動車保有者の充電時間帯に着目したオークション式エネルギーマネジメント手法

  を開発

・需要家の自主性・利益分配の公平性を確保しながらPV出力の有効活用を促進



早稲田大学理工学術院の林泰弘(はやしやすひろ)教授、および東京大学公共政策学

教育部の大橋弘(おおはしひろし)教授の研究グループは、電力需要家の電気自動車を

用いたエネルギーマネジメント手法を開発しました。電気自動車の充電を実施する機会を

対象としたオークションの仕組みを利用することで、需要家参加の自主性や利益分配の

公平性を確保しながら、太陽光発電の出力抑制量および電力コストの削減が可能と

なります。

なお、本研究成果は、7月23日(火) (米国太平洋標準時(夏時間))に

米国電気電子学会誌『IEEE Transactions on Sustainable Energy』のオンライン版に

掲載されました。



情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 太陽光発電有効活用のための電気自動車充電管理手法を開発