イベントに警戒!日銀政策決定会合、FOMC…【今週の日経平均を考える】
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先週は、半導体関連銘柄の下落から大きく反落して始まった日経平均株価ですが、下値は3万8500円処で支え、下値固めの1週間となりました。

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引き続きエヌビディアの値動きと日経平均株価の値動きを確認していきましょう。

今週は、18日から19日に日銀政策決定会合があり、19日のお昼頃の発表には十分に注意しましょう。

20日は祝日でお休みです。

FOMCは日本時間19日夜から21日未明となっています。

パウエル議長の会見は21日午前3時ですので、今週は20日のマーケットが休みの時にも、経済の流れが大きく変化する可能性もあり、注意が必要な1週間となりそうです。

イベントに警戒!日銀政策決定会合、FOMC…

チャート分析

チャート分析

チャートを細かく見ていきましょう。

日足の移動平均線

5日線は、下向きで推移し、株価も5日線の下を推移しています。

25日線は、引き続き上向きに推移しています。

金曜日に株価が25日線の下に入り、上から5日線がクロスしました。

75日線は、上向きに推移しています。

並び順は、25日5日75日の並び順で、上昇トレンドの終わりとなっています。

機関投資家や海外の投資家が意識している200日線は、上向きで推移し、3万3651円処を推移しています。

トレンドライン

2月21日と3月8日の安値を引いた斜めの下値抵抗線を3月11日月曜日に割ってからは、3万8500円処が下値抵抗線として意識されて、終値で割らずに週末入りとなりました。

上値が切り下がっているため、三角持ち合いを作りながら推移しています。

上は3月8日11日に開けた窓を早い段階で埋められるかがカギとなりそうです。

下は2月21日22日の窓を火曜日に埋め、次の下値めどとしては、2月14日15日の窓埋めが意識されます。

一目均衡表

基準線転換線ともに横向きで推移。

遅行線も波打ちながら横へと推移。

このままの推移では6営業日後に日々線にぶつかる公算です。

雲のねじれはしばらくありません。

ボリンジャーバンド

きれいにバンドが収縮を始めました。

今週はTPライン上で推移しています。

金曜日にはTPラインを割っているので、-1σまで到達するのか、それともTPライン上から+1σへと向かうのか注目です。

スローストキャスト

買われすぎゾーンから売られすぎゾーンまで落ちてきた1週間でした。

売られすぎゾーン入りして、今週はいつ売られすぎゾーンから反転となるのか注目です。

MACD

上昇トレンドから一気に0ライン付近まで下降したMACDですが、まだ0ラインの上を推移しています。

下向きのMACDとシグナルは乖離しているので、どこで反転するのかを確認していきましょう。

ヒストグラムも陰転中で、弱さが見えています。

どこで好転するのかに注目です。

次回の満月は3月25日、新月は4月9日新月です。

総合判断

パラボリックは陰転し、4万100円処を推移しています。

下値支持線となっている3万8500円を割らずに上昇していけるのか、今週は注意して見ていきましょう。

大きなイベントたくさんがある1週間なので、建玉をしっかり整頓しながら、流れをしっかり確認しましょう。

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情報提供元: マネーの達人
記事名:「 イベントに警戒!日銀政策決定会合、FOMC…【今週の日経平均を考える】