FOMCや雇用統計とイベント多し、日本のハイテク株への影響大【今週の日経平均を考える】
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先週は、日銀政策決定会合があり、無風と予想される中、結果は予想通りの現状維持でした。

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しかし、投資家心理としては若干無風ということではなかったかと思います。

週の後半には徐々に日銀の金融政策正常化への警戒が意識されるようになり、更に騰落レシオなどの過熱感から日経平均株価は下げに転じての週末入りとなりました。

今週の日経平均を考える

チャート分析

チャートを細かく見ていきましょう。

チャート分析

日足の移動平均線

5日線は、上向きに推移していましたが、金曜日に下向きに変化し、株価も5日線を割って週末入りしています。

25日線は、引き続き上向きに推移しています。

75日線は、上向きに推移しています。

並び順は、5日25日75日の並び順で、安定上昇となっています。

機関投資家や海外の投資家が意識している200日線は、上向きで推移し、3万2137円処を推移しています。

トレンドライン

1月19日22日に開けた窓を木曜日に埋め、翌金曜日には、18日19日に開けた窓を埋めました。

その下には11日12日の窓があり、この窓は、12日安値がフィボナッチの0.382押し水準なので、窓を埋めるのか埋めないのかで、先々の見え方が変わってきそうです。

11日の安値はフィボナッチの0.5押しなので、この水準もしっかり意識していきましょう。

一目均衡表

非常に強い上昇の三役好転下で進行していましたが、遅行線は下向きへ、基準線と転換線は横向きへと向きを変え、力強い上昇の勢いは一旦終焉となりました。

しばらくは、月足も週足も日足も雲のねじれがない為、このまま上昇相場継続か横ばいの動きをするのか、見ていきたいところです。

ボリンジャーバンド

大きく開いたバンドでしたが、上下のバンドが収縮し始めたように見えます。

株価は+1σで週末を迎え、今週は更にTPラインまで押すのかどうか見ていきましょう。

スローストキャスト

買われすぎゾーンで停滞していましたが、売られすぎゾーンに向かって動きがあり、週末には下向きとなっています。

ここから買われすぎゾーンを明確に下へ抜けたときには、いつ売られすぎゾーンに到達するのか確認していきましょう。

MACD

強い上昇から、金曜日にはヒストグラムが陰転し、更にMACDとシグナルがクロスし、下へと向かっています。

まだ0ラインよりも上なので、トレンドは上昇トレンド継続中ですが、下へ向かったことで、0ラインを割らずに上昇トレンド継続となるのか注目です。

次回の新月は2月10日です。

満月は、2月24日です。

総合判断

パラボリックは、金曜日に陰転して週末入りしています。

1月23日高値付近にパラボリックがあるため、ここから強い上昇がなければ、今週にパラボリック好転となることは難しくなります。

どこまで押すのかしっかり確認していきましょう。

今週はイベントが盛りだくさんで、特にFOMCでは株価が大きく動く可能性もあり注意が必要です。

そして、雇用統計もあります。

決算では、Alphabet、Microsoft、Apple、Amazon、Meta、が今週発表され、これらの結果によっては日本のハイテク株への影響が出るため、確認しましょう。

イベントが多い週だけに、様子見ムードが漂いますが、様子見=何もしないではなく、相場の動きを必ず確認していきましょう。

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情報提供元: マネーの達人
記事名:「 FOMCや雇用統計とイベント多し、日本のハイテク株への影響大【今週の日経平均を考える】