楽天Edyから楽天キャッシュチャージが2023年7月25日よりできるようになったことで、注目したいのはリクルートカードによる楽天Edyチャージです。

理由は、「チャージでも受けられる」1.2%のポイント還元で、楽天カードの0.5%還元と比較しても高いことは明らかです。

初期設定やチャージでの注意点もありました。

詳しく説明します。

≪画像元:Rakuten Group, Inc.

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楽天Edyから楽天キャッシュチャージができるように

楽天Edyと楽天キャッシュの相互交換ができるようになり、2023年7月25日からは楽天Edyから楽天キャッシュチャージができるようになっています。

楽天経済圏にいると、楽天カードをつかって楽天edyへチャージする方法(還元率0.5%)が一般的に感じますが、一部のリクルートカードでは、楽天カードよりも高い還元率(1.2%)が受けられます。

リクルートカードから楽天Edyチャージ … 対象カード・対象条件であればチャージ額の1.2%のポイントもらえる

楽天カードから楽天Edyチャージ … チャージ額の0.5%の楽天ポイントがもらえる

楽天カードから楽天キャッシュチャージ … チャージ額の0.5%の楽天ポイントがもらえる

※それぞれ、一部、対象外となる条件もあります。

 

リクルートカードでもらえる「リクルートポイント」とは

≪画像元:株式会社リクルート

リクルートカードでもらえるリクルートポイントは、Pontaポイントやdポイントへ交換できます。

Pontaポイントやdポイントは、ローソンのお試し引換券で利用する時には1ポイント約2円として使えるため、1ポイント1円以上の価値があると考えられる点にも注目です。

ただ、「楽天Edyチャージによるリクルートポイントがもらえるクレジットカード」は、リクルートカードすべてではありません。

1か月あたりポイントがもらえる上限額も決められています。

条件1:楽天Edyチャージでポイントがもらえるのは「VISA」と「Master Card」の2つ

リクルートカードでも、楽天Edyチャージによるポイント加算ができるのは、VISAとMaster Cardの2種類です。

≪画像元:株式会社リクルート

リクルートカードJCBもあるものの、楽天Edyはポイント還元対象外。

nanacoやモバイルSuicaへのポイント還元率も0.75%です。ポイントサイトなどでは、リクルートカードの新規作成でポイントがもらえることもありますが、その場合、JCBのカードブランドが目立ちます。

今回、楽天Edyチャージでポイント加算をしたい目的なら、カードブランドが「VISAかMaster Card」を選ばなくてはいけません。

条件2:ポイント加算対象は毎月3万円まで

≪画像元:株式会社リクルート

電子マネーチャージは、利用金額合計、月3万円までポイント加算対象で、3万1円以上はポイント加算対象外です。

つまり、楽天Edyチャージ用としてリクルートカードを作成したとして他の電子マネーチャージをしない前提でも、毎月3万円までがポイント加算の対象です。

条件3:リクルートポイントを使いこなせるなら

リクルートカードを使ってもらえるリクルートポイントに魅力を感じるかどうかも人によって違いそうです。

楽天ポイントをためているなら、還元率が低くても楽天カードによるチャージでは楽天ポイントをもらえるため、便利だと感じる人もいるかもしれないからです。

注意点:リクルートカードから楽天Edyチャージは「楽天Edyアプリ(おサイフケータイ)」必須

≪画像元:Rakuten Edy, Inc.

楽天ペイアプリにも楽天Edyチャージができるタブがありますが、筆者がリクルートカードで楽天Edyチャージをしようと思っていたところ、登録しておいたのに表示されず、楽天カードのみが表示されていました。

リクルートカードから楽天Edyへのチャージは、「楽天Edyアプリ(おサイフケータイ)」からなら行えるため、ややこしく感じるかもしれません。

新規クレジットカードを追加するには

≪画像元:Rakuten Edy, Inc.

リクルートカードを楽天Edyチャージの支払いに使いたい時は、my Rakuten(楽天会員情報の管理ページ)から、カード情報を追加しておきます。

  1. my Rakuten(楽天会員情報の管理ページ)を開く
  2. 「会員情報の確認変更」をタップ
  3. 「お支払い方法」を選ぶ
  4. 追加したいクレジットカードを入力する

≪画像元:Rakuten Edy, Inc.

楽天Edyにチャージしたい時は、一例として、楽天Edyアプリから設定ができ、「チャージ設定」をタップ、「チャージ方法」をタップすれば、「楽天会員情報に登録済みのクレジットカード」より、リクルートカードを選べます。

楽天Edyを楽天キャッシュに交換する方法

≪画像元:Rakuten Edy, Inc.

楽天Edyアプリ(おサイフケータイ)より、楽天Edyを楽天キャッシュにする手順は、以下のとおりです。

  1. 楽天キャッシュをタップする
  2. チャージ元のEdyを選ぶ
  3. チャージ金額を入力して認証方法を選ぶ
  4. 楽天キャッシュへチャージ

仮説:3万円チャージして投資信託を買付した時のポイント差

≪画像元:Rakuten Securities, Inc.

楽天証券で投資信託の買付を毎月行っている時に、リクルートカード1.2%還元でのポイントがつくとしたらどうでしょうか。

3万円分のチャージでもらえるポイントを年間で比較すると

リクルートカードの場合

チャージで1.2%還元…リクルートポイント360ポイント

年間で4,320ポイント

楽天カードの場合

チャージで0.5%還元……楽天ポイント150ポイント

年間で1,800ポイント

1ポイント1円と計算すると、1が月あたり210円相当額の差があり、差額計算してみると年間では2,520円分にもなります。

≪画像元:楽天証券

SPU(スーパーポイントアッププログラム)では、楽天証券で毎月3万円以上のポイント投資(1ポイント以上利用したポイント投資)をすると楽天市場でのお買物のポイント数が+0.5倍になり、この制度を利用している人からすると、お得にチャージできるメリットはあると言えるはずです。

リクルートカードを使えば楽天カードよりも多くのポイントがもらえる

カードブランドや月々の額などの条件もありますが、リクルートカードを使えば楽天Edyへのチャージ還元率も高く、楽天カードと比較しても還元率が高いです。

投資信託買付では1が月あたりは少額ですが、年間でみるとかなりの差。

dポイントやPontaポイントに交換できることから、楽天ポイント以外のポイントも使える人にとって、大きなメリットがありそうです。(執筆者:FP3級,節約生活スペシャリスト 谷口 久美子)

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情報提供元: マネーの達人
記事名:「 楽天Edyを楽天キャッシュにチャージ リクルートカードを有効利用する3つの条件と注意点、方法を解説