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【SBI・Vシリーズ】5つの新商品発表!商品概要と拡がる選択肢、新NISAに向けた具体的な活用例4つについて解説
多くの方が1度は耳にしたことがあるフレーズではないでしょうか。
これらは全て事実です。
事実なのですが、過度に実行してしまうと本末転倒なことになりかねないことに注意が必要です。
売りたくないタイミングで売らないといけないことが、金銭的にも精神的にもダメージとなります。
自分や家族が生活していくうえでの選択肢を増やしてくれているのは、手元現金であるということは間違いありません。
などお金が必要になるタイミングはたくさんあります。
そして、それがいつくるのか基本的にわかりません。
このような事態に直面した際、使えるのは現金です。
どれだけ多くの資産を保有していても、手元現金がないと資産を売却する必要が出てきます。
値が上がっているタイミングなら良いですが、下がっている時に意に反して売却しないといけないとなると、何のために投資をしていたのかわからなくなってしまいます。
現金の量をある程度確保しておかないと、取れる選択肢がなくなります。
資産の量は増えていても、取れる選択肢は減っている状態、これが本当に健全な状態といえるでしょうか。
将来の資産を増やすことももちろん重要ですが、何事もバランスが大切でしょう。
投資をすることはもちろん大切です。
会社の給与や国からの年金だけでは、安泰な老後生活がおくれない時代になっていることは間違いないでしょう。
ちまたでも多くの書籍で投資の始め方を説いています。
SNSでも「投資をしないのはバカ」と言わんばかりのあおりも見受けられます。
なんて考えになるのも無理はありません。
確かに、将来豊かな生活をおくるために投資は欠かせない武器となるでしょう。
ですが投資で成功するために大切なことは、早く始めることではありません。
いかに長く投資を続けるのかが大切です。
手元現金の確保のために、たとえ投資を始めることが遅れてしまったとしても、それは大きな問題ではありません。
そこから長く続ければ良いだけの話です。
しっかりと勝率の高い投資をするためにも、長く続けられることが何よりも大切です。
あせって始めるのではなく、まずは手元現金の確保を優先するべきです。
最低でも半年分の生活費を現金として確保したうえで、投資を始めることを強くおすすめします。
投資をすることが正といった風潮がありますが、投資をする目的は利益を得ることのはずです。
することがゴールではなく、お金を増やすことがゴールなのです。
自分や家族の人生を豊かにするための投資であるはずが、かえって選択肢の幅を狭めているとしたらそれは見直しの必要があるかもしれません。
投資は10年、20年、30年と続けてはじめて大きな利益を手にすることができるのです。
その長い期間、どこかで手元現金が枯渇すると、利益を得られなくなってしまう可能性があります。
なるべく早く投資を始めることによって、それだけ長く投資を続けることができるというのは間違いではありません。
老後までの期間と考えた場合、40代や50代から始めるよりも20代で始めた方が長い期間投資できるのは間違いないでしょう。
ですがそれは「続けることができたら」という条件付きです。
筆者としても、なるべく若いうちから投資を始めることには賛成です。
ですがそれよりも大切なことは、余裕資金でおこなうということです。
現金準備のために数年遅れてしまうことは、大きな問題ではありません。
投資で利益を得る目的から考えると、小さな誤差です。
これが投資で成功するために1番大切なことだと考えます。(執筆者:FP技能士2級、証券外務員1種 冨岡 光)
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