慶應義塾の創始者である福澤諭吉が残した「自我作古(じがさっこ)」という考え方があります。この言葉が意味するのは、前人未到の新しい分野に挑戦し、たとえ困難や試練が待ち受けていても、それに耐えて開拓にあたる勇気と使命感を持つことの大切さであり、慶應義塾大学の信条となっています。今回は、現状の社会課題に対峙し未来を切り拓いていく人づくりをテーマに、殿町リサーチコンプレックス(中核機関:慶應義塾大学)が主催する人材育成シンポジウム「未来をつかむ」から、パネルディスカッション第1部の講演をお届けします。成功確率が1000分の3とも言われるイノベーションを起こすカギについて、各界の有識者が意見を交わしました。


情報提供元: ログミー
記事名:「 イノベーションの成功確率は「1000分の3」の世界 慶大・前野隆司教授が説く、打率を上げる思考法