ビットコイン(BTC)は7月21日に100万円台に到達した後も上昇を続け、足元では119万円台で取引されている。もっとも取引量の多い米ドル建てでは11,000ドル台で推移している(コインマーケットキャップより)。

一部国内取引所が出している投資家の未決済建て玉情報(8月3日時点)では、前週比で105万円台の買いと100万円台の売りが大きく縮小した。一方、海外の大手仮想通貨取引所ビットフィネックスでは8月3日のショートポジションは前週(27日時点の5,638枚)から約33%拡大して7,477枚となった。ロング・ショート比率は昨年以降継続してロングポジションの方が大きく、足元では81%となっている。

昨年10月と12月には、ビットフィネックスにおいてショートポジションが1万枚台まで積みあがった直後に買い戻しのような動きが建て玉と価格で観測された。短期的な値動きを追うには、引き続き、国内外の取引所における売りポジションの動向に注目したい。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 海外の売りポジション拡大【フィスコ・ビットコインニュース】