ビットコイン(BTC)は4月27日に約2ヶ月振りに90万円台を回復して、足元では92万円台で取引されている。もっとも取引量の多い米ドル建てでは8,600ドル台で取引されている。(コインマーケットキャップより)

一部国内取引所が出している投資家の未決済建て玉情報(5月11日時点)は、90万円台の買いが拡大して、80万円台における買い越し超過は一服している。

一方、海外の大手仮想通貨取引所ビットフィネックスでは5月11日のショートポジションは6,362枚で、4月7日以降続いていた1万枚台という高水準が縮小している。ロング・ショート比率は約82%で、昨年以来ロングポジションが多い状況が継続している。

昨年10月と12月には、ビットフィネックスにおいてショートポジションが1万枚台まで積みあがった直後に買い戻しのような動きが建て玉と価格で観測された。短期的な値動きを追うには、引き続き、国内外の取引所における売りポジションの動向に注目したい。



<SI>

情報提供元: FISCO
記事名:「 ビットコイン、売りポジションが減少【フィスコ・ビットコインニュース】