夢真ホールディングス<2362>を親会社とする仮想通貨交換業者BTCボックスは28日、2019年5月23日付で親会社引受による資本増資を実施したと発表した。

増資前の資本額は3億7,014万円(うち資本金勘定2億4,257万円)だったが、今回は2億円増資し、5億7,014万円(うち資本金勘定3億4,257万円)の資本額となったと報告している。

同社は2018年6月、マネーロンダリング(資金洗浄)対策や顧客保護などの管理態勢が不十分だとして、金融庁より業務改善命令を受けた。現状、経営管理や業務管理に関わる態勢の整備を推進していくなか、この状況において、同社の財政状態を安定化させ、継続して業務改善に取り組んでいける状況を確立するために2億円の増資を実施したとしている。

また、同日、代表取締役の異動(社長交代)についても発表している。新体制では、新たに会長職を設置。以前、代表取締役 社長 CEOであったDavid Zhangが代表取締役 会長に、以前、取締役 コンプライアンス部長であった辻 治俊氏が代表取締役 社長 CEOとなり、代表者が2名体制になるとしている。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 BTCボックス、2億円の資本増資実施と社長交代を発表【フィスコ・ビットコインニュース】