米国の新興企業(ベンチャー)向け株式市場を運営するナスダック(Nasdaq Inc).と米銀大手のシテイグループ(Citigroup Inc)はブロックチェーン会社であるSymbiont に2000万ドル(22億円相当)を出資することが分かった。

昨今のビットコイン相場の下落にもかかわらず、伝統的な金融機関が依然、ブロックチェーンに強い関心を持っている証拠だと、SymbiontのCEO、マーク・スミス氏が語った。

出資者には、仮想通貨の署名投資家マイク・ノボグラッツ氏が率いるギャラクシー・デジタル・ホールディングスやJim Pallotta氏のファミリーオフィスが支持しているRaptor Groupが含まれる。

Symbiontは、独自のブロックチェーン、スマートコントラクト技術を利用したプラットフォーム「Assembly」を開発。金融機関のデータの共有や検証を可能にする。また、ブロックチェーン技術を利用することによりシンジケートローンの時短につながるほか、担保付債務市場の効率化を助ける。

Symbiontは声明の中で、新たな資本をデータ管理、住宅ローン、プライベートエクィティ、シンジケートローンに関する作業に利用する計画を明らかにした。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 NASDAQとCitiがブロックチェーンSymbiontに出資へ【フィスコ・ビットコインニュース】