携帯電話事業大手ソフトバンクグループや中国のテクノロジーTencentはビットコイン採掘のビットマインの新規公開株(IPO)に向けて投資資金を注入したとの一部報道を否定した。

メディア数社は先週、ソフトバンクグループと、TencentがビットマインのプレIPOの資金調達を主導していると報じた。報道によると、両社は、ビットマインに多くの資金を注入し、香港での新規公開株(IPO)を前に企業価値を150億ドル(約1.5兆円)にすることを目標としていたとされている。

ビットマインはまた、保有していたほぼ全てのビットコイン(BTC)を売却し、ビットコインキャッシュ(BCH)を積み上げていると報じられた。

ソフトバンクグループと、Tencentによる投資は、ビットマインの資金的な位置を強めるだけでなく、長期の潜在的な成長を示唆することにもなり、IPO後、多くの投資家にとり、魅力となり得る。

同時に、ビットマインが最近の仮想通貨の弱気相場で過剰在庫に陥っており、出口戦略としてIPOを利用する意向だとの否定的な見方も強い。



<KY>

情報提供元: FISCO
記事名:「 ソフトバンク、ビットマインへのプレIPOの出資報道を否定【フィスコ・ビットコインニュース】