2017年12月12日から15日にかけて実施された調査で、カナダ国民の5%がビットコインを保有していることが明らかになった。2016年の11月時点の2.9%から保有率が上昇。カナダ中銀が行った調査2017年Bitcoin Omnibus Survey(BTCOS)の新たな結果で、明らかになった。

調査によると、2016年時点のビットコイン保有者は、支払いや送金など取引を目的としていた。2017年時点では、投資目的で、資産として購入していたことが特徴となったようだ。

ビットコインの保有者はいまだに少数だが、その認識度は高まった。BTCOSの2017年調査で、カナダ居住者の85%がビットコインを認識していると答えた。前年は64%だった。認識度が高まった理由のひとつとして、カナダが電力がふんだんにあり、平均的に気温が低く、エネルギー価格も手ごろであることから、仮想通貨マイニングの主要ハブのひとつとなったことが挙げられている。

カナダ中央銀行による次回の調査時期は不明だが、価格の下落で保有率は低下している可能性がある。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 加中銀調査BTCOS、2017年の国民BTC保有率が16年から上昇【フィスコ・ビットコインニュース】