米マイクロソフト(Microsoft)共同創業者のビル・ゲイツ氏は7日、バークシャーハサウェイの会長兼CEOウォーレンバフェット氏、副会長のチャーリー・マンガー氏とともにCNBCとのインタビューに答え、もし容易な方法があれば、ビットコインを「売り持ちにするだろう」と述べた。資産区分としては、「何も生産しない」と訴えた。自分の誕生日の贈り物で、もらったことがあるが、数年後に売却済みであることも明らかにした。

バフェット氏は5日、バークシャーハサウェイの年次株主総会で「最大の仮想通貨は「おそらく、殺鼠剤だ」とビットコインを批判。7日のインタビューでは、「何も生産しない」と資産として、ビットコインを却下した。バフェット氏の言葉は、チャーリー・マンガー氏の2014年の発言「ビットコインは殺鼠剤」に匹敵する。一方、ゲイツ氏は4年前には、ビットコインを「面白い」と肯定的であったが、姿勢を転換した。マンガー氏は今回のインタビューで、ビットコインが「価値のない人工的な金」と表現した。

伝統的な署名投資家、資本家が、資産として仮想通貨を受け入れるのは困難なようだ。

仮想通貨ビットコインは7日反落。著名投資家による否定的な発言が重しとなり、心理的節目となる1BTC=万ドルは依然レジスタンスとなっている。CBOEビットコイン先物(5月限)は米国東部時間午前10時50分時点、9290ドルで推移。CMEビットコイン先物(4月限)は9275ドルで推移した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 著名投資家はBTCを資産として却下【フィスコ・ビットコインニュース】