19日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比18.05ポイント(0.51%)安の3510.96ポイントと4日ぶりに反落している(上海A株指数は0.54%安の3679.07ポイント)。


利益確定の売りに押される流れ。上海総合指数は昨日まで3日続伸し、足元では約2カ月半ぶりの高値水準を切り上げていた(亜州リサーチ編集部)。


業種別では、石油や石炭など資源関連の下げが目立つ。中国石油天然気(601857/SH)が2.2%安、エン州煤業(600188/SH)が3.0%安で引けた。


製紙や家電セクターも安い。岳陽林紙(600963/SH)が2.7%、海爾智家(600690/SH)が2.8%ずつ下落した。金融、医療機器、鉄鋼、食品関連株なども売られている。


半面、自動車、環境保護、電力セクターはしっかり。東風汽車(60006/SH)が3.5%高、遠達環保(600292/SH)がストップ高、福建福能(600483/SH)が3.2%高で取引を終えた。バイク、発電設備、ホテル観光株の一角も買われている。


一方、外貨建てB株相場はまちまち。上海B株指数が0.84ポイント(0.33%)安の250.91ポイント、深センB株指数が2.78ポイント(0.24%)高の1156.80ポイントで終了した。


なお、香港市場は本日、仏誕節で休場。20日から取引を再開する。

亜州リサーチ(株)


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情報提供元: FISCO
記事名:「 19日の中国本土市場概況:上海総合0.5%安で4日ぶり反落、資源セクターに売り