*14:26JST テックポイント Research Memo(6):AI含む映像処理技術の知的財産(IP)を取得しSoCに進出 ■今後の見通し

車載カメラシステムのトータルソリューション向上のため、2023年6月に中国にのBroadvis Corporation(博微視科技(成都)有限公司、以下Broadvis社)よりサラウンドビューテクノロジー、AI アクセラレーター、ドライブレコーダー関連の3方面の映像処理技術に関する知的財産(IP)を取得した。今後成長が期待される電子ルームミラー、電子サイドミラー、純正品ドライブレコーダーなどには、ドライバー支援(車線逸脱警報、物体検出、青信号通知、レーンチェンジアシストなど)のためのAI搭載など拡張機能が強く求められており、テックポイント・インク<6697>はこれらの機能を1つのチップに搭載した平均単価の大きいSoC半導体の開発に着手していく。SoC半導体が完成すれば、車載カメラシステムに必要な半導体を同社がすべて提供でき、システムのリファレンスデザイン提供などトータルソリューション機能を一層強化できる。2025年から業績に寄与する計画だ。なお、IP取得と同時に、技術を開発した技術者10名のほか1名を成都市で採用した。SoC技術者については、今後、成都市を中心に増員する計画を立てている。

(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)

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情報提供元: FISCO
記事名:「 テックポイント Research Memo(6):AI含む映像処理技術の知的財産(IP)を取得しSoCに進出