■株主還元策

イード<6038>は株主還元の考え方として、従来は内部留保の充実と成長投資に資金を優先的に振り向け、企業価値を向上させることで株主に還元していくことを基本とし、株式を上場して以降、無配を継続してきた。ただ、ここ数年で収益が拡大し、財務基盤も充実してきたことから、2023年6月期より株主配当を実施することを決定した。当面は連結株主資本配当率(DOE)1.5%を目安に、安定的かつ継続的な配当を実施する方針としている。2023年6月期の業績が会社計画どおり推移したとすれば、1株当たり12~13円の配当が見込めることになる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)


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情報提供元: FISCO
記事名:「 イード Research Memo(7):2023年6月期より連結株主資本配当率1.5%を目安に配当を開始することを決定