INPEX<1605>は続落。前日のNY原油市場では、WTI先物8月限が前営業日比7.93%下落の95.84ドルで通常取引を終了し、改めて節目の100ドルを割り込んでいる。新型コロナ感染再拡大を受けて中国の一部地域で再び行動制限が課されており、景気減速懸念がエネルギー需要鈍化への連想へとつながっている。一方、12日に石油輸出国機構(OPEC)が発表した市場見通しによれば、2023の世界石油需要の伸びは供給の拡大分を日量100万バレル上回る予測となっており、需給逼迫への思惑もくすぶり、下値は限られている。
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情報提供元: FISCO
記事名:「 INPEX---続落、NY原油市況は節目の100ドル割れ