USEN-NEXT HOLDINGS<9418>のグループ会社であるUSENは6日、住信SBIネット銀行と提携し、同社が加盟店向けに提供する国内および海外のキャッシュレス決済サービス「Uペイ」において、翌日入金サービスの提供を開始したことを発表した。

「Uペイ」は、決済端末とスマートフォンなどの端末を接続し、クレジットカードや電子マネーなどが取り扱いできる決済サービス。店舗では顧客との接触機会を最小限にする観点からキャッシュレス決済導入の重要性が高まっているが、一方では、その利用増加によって、キャッシュレス決済サービス事業者から入金があるまで資金を得られず、資金繰りへの影響が問題となっている。
今回「Uペイ」では、同社と住信SBIネット銀行の提携により、クレジットカードおよび電子マネーの一部について決済された翌日(土日祝含む)に「Uペイ」加盟店の銀行口座へ入金する、翌日入金サービスを実現した。

同社は、「Uペイ」の決済サービス利便性向上のため継続的にアップデートを実施し、決済種別を追加導入しているが、今回の翌日入金サービスの開始によって、決済、金融免許を保有しない事業会社である同社が、「Uペイ」加盟店に対してキャッシュフローを良化させる中小企業向けのエンベデッドファイナンスを提供することになる。また、住信SBIネット銀行は、2022年2月上旬までをめどに、「Uペイ」加盟店向けの専用支店の設置を行い、より加盟店に便利な銀行サービスの実現を目指す。
今後も両社は、事業者の課題解決および店舗の未来を創造する国内のキャッシュレス決済サービス促進に取り組んでいくとしている。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 USEN-NEXT HOLDINGS---USENと住信SBIネット銀行の提携により「Uペイ」で翌日入金サービスを開始