ヒガシトゥエンティワン<9029>は29日、2021年5月12日に公表済の「2021年3月期決算短信「日本基準」(連結)」の通期業績予想および配当予想を修正したと発表した。

通期連結業績予想は、前回発表予想と比べて、売上高が1.9%増の265億円、営業利益が4.7%増の13億円、経常利益が11.5%増の14.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が11.2%増の9.10億円とした。また、1株当たり当期純利益は69円50銭となった。

通期個別業績予想は、前回発表予想と比べ、売上高が1.6%増の188.50億円、経常利益が5.7%増の9.20億円、当期純利益が4.3%増の5.90億円とした。また、1株当たり当期純利益は45.06銭となった。

修正の理由について同社は、前連結会計年度から継続して、自動車関連や半導体関連メーカーの生産減速に伴う物流量減少は続いているものの、e-コマース向け、インフラ会社向け3PL事業における物流量や、ITサービス事業におけるGIGAスクール構想に伴うPCキッティング業務の受託量等が、想定を大きく上回ったことをあげた。また、コロナ禍でも高い収益性を実現するため、前連結会計年度より本社間接経費を徹底して抑制したことで、損益分岐点引き下げの効果が大きくなったとしている。

同社は、下半期は、インフラ会社向け資材調達3PL事業への初期投資費用や中期的な成長を牽引する重点事業領域への人材投資等が予定されているものの、通期でも売上・利益共に予算を超過する見込みとしている。

また、配当予想については、同社グループ業績が、前回予想を超過する見込みであることから、前回予想の20円から2円積み増しし、1株につき22円と修正した。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 ヒガシトゥエンティワン---通期業績予想の修正および配当予想の修正を発表