<7564> ワークマン 7650 -290
大幅に3日続落。2月の既存店売上高が前年同月比3.7%減になったと発表している。1月は同10.4%増だった。マイナスは17年9月以来3年5カ月ぶり。客数は4.5%減(前月13.7%増)、客単価は0.9%増(同2.9%減)となった。全店ベースの売上高は2.4%増(同17.7%増)。売上比率が高い防寒衣料やウィンドブレーカーなどが低調だったほか、閏年だった前年に比べ営業日が1日少なかったことも響いた。

<4571> ナノキャリア 347 +15
大幅に反発。VBL Therapeutics(VBL)から国内開発販売権を取得した遺伝子治療薬品VB-111について、米国で実施中の再発悪性神経膠芽腫を対象とした医師主導第II相臨床試験で投与が開始されたと発表している。VBLでは、米国を中心にプラチナ抵抗性卵巣がん及び大腸がんを対象とした開発も進めており、第III相臨床試験に日本が参画するための治験計画届を提出済み。現在は国内の治験実施施設での手続きが進んでいるという。

<3652> DMP 2440 +19
5日ぶり反発。産業用ドローン向けに単眼カメラによる距離推定と物体検出のAI認識モデルを開発したと発表している。各種点検や観測業務、航空測量、放送業務、肥料・農薬散布など産業用途のドローンが障害物にぶつからないようにする目的で使用する。単眼カメラで距離推定するため、物理的にカメラ1台で済むことから省スペース化やコスト低減が期待でき、事前のカメラキャリブレーションも不要という。

<3556>  リネットジャパン 763 +21
大幅反発。3月9日に発行した第18回新株予約権について、一定の資金確保ができたことから割当先のSBI証券に行使停止指定の通知を行うと発表し、株式価値の希薄化懸念が和らいでいる。行使停止期間は3日から9月30日まで。対象となる新株予約権は7939個(潜在株式数79万3900株)。宅配便を活用した使用済みパソコンや小型家電の回収で姫路市など新たに20自治体と協定を締結したことも材料視されているようだ。

<4477> BASE 11070 +510
大幅反発。ネットショップ作成サービス「BASE」のショップデザイン機能に、新たにYouTubeなどの動画を挿入できる「動画パーツ」、Googleマップの地図を表示できる「地図パーツ」、画像とテキストの表示を横並びのレイアウトで表示できる「画像とテキスト(左右)パーツ」を追加したと発表している。加盟店はネットショップに動画や地図などを挿入することが可能になる。

<4014> カラダノート 1812 +107
大幅続伸。子育て世代の住み替えニーズをサポートする新サービス「かぞくのおうち」をリリースしたと発表している。出産や育児などのライフスタイルの変化に伴う住宅の住み替えを検討するユーザーを対象に住宅企業を効率的に紹介し、情報収集できるサービス。物件を探している都道府県とメールアドレスを入力すると、提携する住宅企業から各家庭に合わせた提案資料が無料で届けられる。 <ST>
情報提供元: FISCO
記事名:「 新興市場銘柄ダイジェスト:BASEは大幅反発、カラダノートが大幅続伸