テノックス<1905>は26日、日本コンクリート工業<5269>との業務提携および資本提携を発表。

現在の市場環境の変化の中、両社が協力してESG(環境、社会、ガバナンス)の観点から社会への貢献の在り方を協議し、課題を整理・合意の上、長期的に連帯してその課題に取り組み、双方の企業価値向上を図るため、今回の提携にいたった。また、両社が事業展開する基礎工事業での協力関係を強化し、株式を相互に保有することにより、両社の長期的な提携関係の構築・推進を目指すとしている。

業務提携の内容は、脱炭素および産業廃棄物を活用した循環経済への参画(コンクリートスラッジを利用した CO2リサイクリングと副生成物の完全利活用への取り組み強化等)、環境への取り組みを通して業種を超えた新たなステークホルダーの創出、双方のグループ経営の効率化と高度化に資する事業会社の相互活用、基礎工事業での連携。

テノックスは東京証券取引所の市場内立会外取引(ToSTNeT-1)により日本コンクリート工業の株式301,800株(発行済株式の0.52%)を、また、日本コンクリート工業はテノックスの株式110,000株(発行済株式の1.42%)を取得するものとしている。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 テノックス---日本コンクリート工業との業務提携および資本提携を発表