オプティム<3694>は26日、手術支援ロボットシステム「hinotori サージカルロボットシステム(以下、hinotori)」の運用支援や安全・効率的な手術室の活用支援、及び手技の伝承・継承支援を目的としたネットワークサポートシステムのプラットフォーム「Medicaroid Intelligent Network System(以下、MINS)」を、メディカロイド及びシスメックス<6869>と共同開発したことを発表。

MINSは、手術支援ロボットのhinotoriに搭載された各種センサーの情報により手術室全体の映像をリアルタイムで収集・解析・提供できるオープンプラットフォーム。オプティムが提供するAI・IoT プラットフォームサービス「OPTiM Cloud IoT OS」をベースとしている。

MINSでは第一弾のサービスとして、「ログデータの収集・蓄積」「映像配信・閲覧」「ロボットの動きを再現」の3つのリモートサポートを提供する。

「ログデータの収集・蓄積」においては、hinotoriの稼働状態やエラー情報をリアルタイムに収集し、メディカロイドのサポートセンターではその情報をもとに、顧客の運用に関する問い合わせやトラブルに遠隔から対応することが可能となる。

「映像配信・閲覧」においては、手術室の映像をライブ配信・閲覧することで、メディカロイドのサポートセンターにおいて手術室の状況を正確に把握することができる。

「ロボットの動きの再現」においては、hinotoriの稼働状態を三次元的に再現し手術中のロボットの動作に加え、術者の操作もメディカロイドのサポートセンターで視覚的に把握することが出来るという。






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情報提供元: FISCO
記事名:「 オプティム---手術支援ロボットシステム用のネットワークシステム「MINS」をメディカロイド、シスメックスと共同開発