ジェイリース<7187>は13日、連結業績予想の修正を発表。

2021年3月期第2四半期累計の連結業績予想は、売上高が前回予想比2.6%増の34.90億円、営業利益が同8.0倍の3.20億円、経常利益が同15.0倍の3.00億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同19.0倍の1.90億円にそれぞれ修正した。

また、2021年3月期通期の連結業績予想は、売上高が前回予想比1.4%増の74.00億円、営業利益が同2.9倍の5.80億円、経常利益が同3.6倍の5.40億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同4.5倍の3.60億円にそれぞれ修正した。

第2四半期累計期間の売上面では、非対面営業の強化、顧客ニーズへの対応強化等の各施策が奏功し、新規申込・既存契約ともに順調に推移。経費面では、独自のデータベースを活用した与信審査の強化、住居確保給付金等の政府主導の各種支援制度を顧客へ周知する施策や債権管理業務の強化策が奏功し、貸倒コストの抑制、債権管理業務コストの削減に寄与した。

第3四半期以降は、足元の新型コロナウイルス感染者数が国内外において再度増加傾向にあり、経営環境への影響が不透明であることから、保証料収入、代位弁済立替金の発生率、回収率は期初会社計画をベースとして見込んでいる。経費面では、コロナ禍による不可逆的な業界の変化に対応すべく、従業員へのインセンティブの再設計と業務フローのDX化を積極的に進めていく方針。




<EY>

情報提供元: FISCO
記事名:「 ジェイリース---業績予想を上方修正、Afterコロナを見据え業務のDX化を推進