カルナバイオサイエンス<4572>は25日、同社が創製したCDC7キナーゼ阻害剤AS-0141について、ライセンス先であるシエラ社と、同剤の開発・販売・製造に関する全権利を再取得することに合意したことを発表。2016年5月26日付けで締結したシエラ社とのライセンス契約を終了し、新たな提携契約を締結した。

AS-0141は、がんを治療標的として、CDC7キナーゼの強力かつ選択的な阻害剤である。同社は、シエラ社が実施したすべての前臨床試験データおよび原薬、治験薬等を譲り受ける。同社は、その対価として一定の金額をシエラ社に支払う。

同社は、すでに新たな開発戦略計画の立案に着手しており、2021年以降の第1相臨床試験の開始を予定している。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 カルナバイオサイエンス---CDC7阻害剤AS-0141の開発・販売・製造に関する全権利を再取得