イグニス<3689>は11日、2020年9月期(2019年10月-2020年9月)連結業績予想の修正を発表。
売上高は前回予想比25%増の50.00億円に修正。他営業利益、経常利益並びに親会社株主に帰属する当期純利益の予想はエンターテック事業において不確定要素を多く含んでいること、新型コロナウイルス感染症拡大の影響が不明瞭であること から、公表を見送り。
売上高の上昇は、恋愛・婚活マッチングサービスの「with」が順調にユーザー数を伸ばし続けていること、ゲーム事業において、譲渡時期が当初想定よりも延期の2020年3月2日に完了したことが要因。
また、持分法適用関連会社であるMellowが2020年1月24日に実施した第三者割当増資に伴い、持分変動利益1.92億円を特別利益として計上。一方、同社が保有する投資有価証券について、取得価額に比べて実質価額が著しく下落したため、投資有価証券評価損1.50億円を特別損失として計上。
併せて、2020年3月2日付けで、スタジオキングがドリコムへ会社分割により新設されたスタジオレックスを譲渡した価額の総額が5.20億円予定だったのに対し、実際は5.39億円となったと報告している。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 イグニス---通期連結業績予想の修正及び特別利益・特別損失の計上、譲渡価額の調整を発表