■CREロジスティクスファンド投資法人<3487>の分配金

物流関連施設は土地建物価格に占める建物価格比率が高いという特性を有しており、減価償却費が他のアセットクラスに比較して高めに計上される傾向にある。一方で、同投資法人のポートフォリオにおける平均築年数は2019年12月期末時点で2.8年と極めて浅く、資本的支出がほとんど発生しないと見込んでいる。そのため、修繕や資本的支出への活用の他、借入金の返済、新規物件の取得資金への充当といった他の選択肢についても検討のうえ、原則として毎期継続的に利益を超えた金銭を分配することを方針としている。なお、継続的な利益超過分配の水準は、当面の間、当該営業期間の減価償却費の30%に相当する金額を目途にして、総合的に判断して決定するとしている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 村瀬智一)




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情報提供元: FISCO
記事名:「 CREロジ Research Memo(8):毎期継続的に利益を超えた金銭を分配する方針