シンバイオ製薬<4582>は25日、トレアキシン(R)急速静注製剤「RI製剤」について、安全性の確認を主目的とした試験において症例登録が完了したことを発表。

トレアキシン(R)液剤は現行の凍結乾燥剤に比べ付加価値が高く、また2031年まで特許保護期間があるため同社の成長戦略の基盤となる。RTD製剤については2019年9月既に承認申請済みであり、RI製剤は点滴投与時間が従来の製剤では60分間要するところ10分間に短縮できるため、患者と医療従事者の負担を大幅に低減することになる。

今後、RI製剤は本試験終了後に承認申請を行い、2022年下半期の承認取得を予定している。RI製剤承認時に既承認の適応症はすべて対象となり、今期上半期に承認申請を予定している再発・難治性びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)の追加適応症もその時点で承認を取得済みであれば含まれるとしている。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 シンバイオ製薬---トレアキシン急速静注製剤「RI製剤」の治験症例登録が完了