富士フイルム<4901>は急反落。前日は、中国政府が同社グループ会社開発の「アビガン」の有効性を臨床研究で確認したと発表し、新型コロナウイルス治療としての投与が世界的に広がるとの期待が高まり、ストップ高水準まで買い進まれた。ただ、仮に中国で同薬が治療薬として使用されても、物質特許についてはすでに失効しライセンス契約は終了しており、製法特許についても不確かであることから、業績への影響は非常に限定的との見方も強まっているようだ。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 富士フイルム---急反落、「アビガン」の業績寄与限定的との見方にも