SFPホールディングス<3198>は14日、2020年2月期第3四半期(19年3月-11月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比6.5%増の296.79億円、営業利益が同4.7%減の18.21億円、経常利益が同2.4%減の21.02億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同8.1%減の11.88億円となった。

新しい戦略である「SFPフードアライアンス構想」の展開を積極的に進めた結果、当第3四半期末の総店舗数は直営265店舗、フランチャイズ13店舗となった。

鳥良事業部門の売上高は前年同期比2.7%減の76.89億円となった。「鳥良商店」を「いち五郎」からの業態転換により1店舗出店した。一方で、「鳥良」を1店舗、「鳥良商店」を2店舗退店し、当第3四半期末現在の店舗数は73店舗となった。

磯丸事業部門の売上高は前年同期比2.6%増の171.14億円となった。「磯丸水産」の既存店11店舗の改装を進め、「磯丸水産」を5店舗出店したほか、福岡県にフランチャイズ店を1店舗出店した。一方で、「磯丸水産」を3店舗退店した。その結果、当第3四半期末現在の店舗数は直営123店舗、フランチャイズ11店舗となった。

その他部門の売上高は前年同期比8.2%増の35.29億円となった。「いち五郎食堂」から「五の五」へ1店舗、「いち五郎」から「鳥良商店」へ1店舗を業態転換したほか、「いち五郎」を1店舗退店し、当第3四半期末現在の店舗数は31店舗となった。

フードアライアンスメンバー(連結子会社)の売上高は13.45億円となった。ジョー・スマイルが「前川水軍」等の19店舗の運営に継続して取り組み、「山賊前川」から「前川水軍」へ1店舗、「前川開拓団」と「前川水軍」各1店舗を「鳥の海とん」へ業態転換した。また、クルークダイニングが「からあげセンター」等の21店舗(うちフランチャイズ店が2店舗)の運営に継続して取り組むとともに、「長野といえば、バニクカイカン」を1店舗出店した。一方で、「いいやま食事処あたご亭」と「豚のさんぽ」を各1店舗退店した。

2020年2月期通期については、売上高が前期比6.0%増の400.00億円、営業利益が同7.1%減の27.00億円、経常利益が同6.9%減の30.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同7.9%減の18.00億円とする2019年10月に上方修正した業績予想を据え置いている。




<SF>

情報提供元: FISCO
記事名:「 SFPホールディングス---3Q増収、「SFPフードアライアンス構想」の展開を積極的に推進