農業総合研究所<3541>は12日、2019年8月期第2四半期(18年9月-19年2月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比55.6%増の16.42億円、営業損失は0.29億円(前年同期は0.56億円の損失)、経常損失は0.28億円(同0.57億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失は0.15億円(同0.28億円の損失)となった。

「農家の直売所」事業による流通総額は前年同期比12.7%増の48.05億円となった。流通点数を着実に成長させ、相場安局面でも上半期別で過去最高の流通総額を達成した。19年2月末日時点で国内スーパーマーケット等の小売店への導入店舗数は1,304店舗(前年度末より119店舗増)となった。大手小売店への導入が決まり、今後の店舗展開に好材料となっている。農作物の集荷拠点である集荷場は前年度末比6拠点増加の92拠点となった。また、鳥取県に集荷拠点を初開設し、導入産地が33都道府県まで拡大した。登録生産者は同456名増の8,301名となり、関東エリアを中心に生産者数は堅調に増加した。

2019年8月通期の連結業績予想については、売上高は前期比38.5%増の32.00億円、営業利益は0.50億円、経常利益は0.60億円、親会社株主に帰属する当期純利益は0.60億円とする期初計画を据え置いている。なお、2019年8月期第3四半期決算から非連結決算へ移行するとし、非連結決算への移行に伴う2019年8月期個別業績予想については、現在作成中であり、作成次第、速やかに開示するとしている。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 農業総合研究所---2Qは2ケタ増収、「農家の直売所」事業による流通総額は過去最高を達成