アンジェス<4563>は18日、イスラエルを拠点とする米国のバイオ企業Emendo Biotherapeutics社(以下Emendo社)への投資について決議したと発表。

Emendo社では、現在ゲノム編集で課題となっている「オフターゲット効果」の低減化を含む、新たなゲノム編集の技術開発を行っており、同社ではEmendo社が有するより安全性の高いゲノム編集技術を活用することによって、遺伝子治療開発の分野での優位性を獲得したいと考えている。

同社では、臨床開発以降の段階にある自社プロジェクトとして、重症虚血肢を対象としたHGF 遺伝子治療用製品、椎間板性腰痛症を対象とした核酸医薬(NF-κB デコイオリゴ)、高血圧DNA ワクチンの3つのプロジェクトを進めているが、今後の成長のため開発パイプラインのさらなる拡充を目指している。今回の投資はそれに向けた新たな取り組みの一環であり、今後Emendo 社との具体的な協力の可能性を検討していくとしている。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 アンジェス---イスラエルの米バイオ企業Emendo社への投資を発表