<6532> ベイカレント 2640 +53
大幅続伸。東証の承認を受け、12月3日付で第1部に上場市場を変更すると発表。同社は「今後も更なる業容拡大と一層の企業価値向上に努める」とコメントしている。19年1月末にTOPIX(東証株価指数)の構成銘柄に組み入れられるため、パッシブファンドなどの需要を期待した買いが入っている。10月30日に年初来安値(1940円)を付けた後、徐々に値を戻していることも買い安心感につながったようだ。


<3814> アルファクス 2035 +248
一時ストップ高。蓄熱・電気ボイラーの入替をコンサルテーションし、ホテル施設等のエネルギーコストを削減するサービスを推進すると発表している。併せて配管器具や工事技術を有する日栄インテック(東京都荒川区)と業務提携する。新たな事業への進出に伴い、19年9月期通期の営業利益を従来予想の2.88億円から4.00億円(前期実績1.48億円)に上方修正している。


<3054> ハイパー 600 +52
一時ストップ高。連結子会社のセキュリティアが英Swivel Secure社の日本総代理店のセキュリティストリングスと販売代理店契約を締結し、トークンレスワンタイムパスワードによる2要素認証ソリューションの「AuthControl Sentry」の販売を開始したと発表。Swivel Secure社は世界47カ国で100万ユーザを超える実績がある認証ソリューションのリーディングカンパニー。


<9325> ファイズ 1237 +159
大幅に3日続伸。東証の承認を受け、12月18日から上場市場が第1部へ変更されると発表。市場変更を記念し、これまで未定としていた19年3月期の期末配当を1株当たり6.00円(前期実績は無配)とする。また、市場変更の形式基準を充足するため、株式の分布状況の改善及び株式の流動性向上を目的として54万株の立会外分売を実施する。分売予定期間は12月11-13日。


<7776> セルシード 826 +19
大幅反発。再生医療受託サービスに関する第1号案件を東京女子医大から受注したと発表。受注内容は、同大の先端生命医学研究所が日本医療研究開発機構より採択された再生医療実用化研究事業における同種歯根膜由来間葉系幹細胞シートの製造関連業務。同大はセルシードが受託製造する細胞シートを用いて医師主導の治験を実施する。再生医療受託サービスの開始が今後の利益拡大につながるとの見方から買いが入った。


<4764> さむらいJP 232 +24
大幅に3日続伸。主力製品の異種DBレプリケーションソフトウェア「FC Replicator2」ライセンスの追加受注及びシステム基本設計並びに環境構築を受注したと発表している。受注先はネクスティエレクトロニクス(東京都港区)で、受注金額は18年1月期売上高(3.82億円)の約2.6%に該当するとしている。ネクスティエレクトロニクスは自動車向けのエレクトロニクス製品などを手掛ける半導体商社。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 新興市場銘柄ダイジェスト:ハイパーとアルファクスが一時ストップ高