2. 財務状況と経営指標 2018年1月期末の総資産残高は8,794百万円であった。同投資法人では全国に8発電所を所有し、有形固定資産が7,889百万と大きな割合を占めている。借入金残高は4,698百万円で、前期末比144百万円減であった。この結果、同投資法人ではLTV(Loan to Value:総資産に占める有利子負債の割合)60%を上限としているが、前期末の54.8%から2018年1月期末には53.4%に低下しており、リスクは抑制されていると言える。ただ、新たな資産取得時に一時的に60%を上回ることもある。また、借入金はすべて長期借入で、うち50.8%を固定金利で調達しており、将来の金利上昇リスクに備えている。なお、同投資法人では現在まで投資法人債を発行していない。