■情報セキュリティ

電算システム<3630>は情報サービス事業者であり、情報セキュリティに対しては高い技術と意識を持って臨んでいる。BPO事業や収納代行サービスの各事業において顧客の個人情報を数多く取り扱っているため、それへのサイバー攻撃や情報漏洩に対する対策は幾重にも張り巡らされている状況だ。セキュリティの観点からその詳細は明らかにできないが、プライバシーマークや、ISMS※を取得し、それに準じた体制を確立している。また、2018年度には、クレジットカードのセキュリティ基準であるPCI DSSの認定を取得することを目指している。

※ISMS(Information Security Management System)は、情報資産を様々な脅威から守り、リスクを軽減させるための総合的な情報セキュリティ・マネジメントシステム。ISMSには国際・国内規格(ISO/IEC27001/JIS Q 27001)があり、この基準を満たし、認証を取得することを一般的に「ISMS取得」と呼んでいる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)


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情報提供元: FISCO
記事名:「 電算システ Research Memo(15):情報サービス事業者として複数の認定を取得し万全の体制で臨む