天昇電気工業<6776>は9日、2018年3月期第3四半期(2017年4~12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比2.6%増の115.41億円、営業利益が同5.3%増の9.62億円、経常利益が同3.8%減の9.38億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同17.8%増の6.32億円となった。

日本成形関連事業は、自動車部品は、新型車の量産開始も順調に推移し売上高は好調に推移した。自社商品群の物流産業資材や雨水貯留浸透槽製品は堅調に推移した。この結果、売上高は前年同期比3.0%増、セグメント利益は同5.4%増となった。

中国成形関連事業は、中国国内では、物流産業資材及び機構品部品の売上拡大に努め、工場経費を中心とした徹底的な原価削減を進めた。

2018年3月期通期については、同日に各利益の上方修正を発表した。
売上高が前期比4.1%増の160.00億円、営業利益が同15.6%減(前回予想比10.2%増)の10.80億円、経常利益が同17.4%減(同10.5%増)の10.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同25.3%減(同10.8%増)の7.20億円と連結業績予想を上方修正している。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 天昇電気工業---3Qは営業利益が5.3%増、日本成形関連事業が順調に推移