マルコ<9980>は13日、2018年3月期第3四半期(2017年4月-2017年12月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比13.5%増の105.28億円、営業利益は3.93億円(前年同期は6.17億円の損失)、経常利益は3.41億円(同5.71億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益は5.05億円(同3.61億円の損失)となった。

婦人下着及びその関連事業は、体型補整下着の主力シリーズ「カリーユ」の後継となる『カーヴィシャス』予約販売を開始し、順調な立ち上がりとなった。さらに、コスメやサプリメントなど、新たなシリーズ商品の開発、提供に取り組んだ結果、いずれも好調な滑り出しとなった。
一方、集客力の強化は、新規の顧客獲得を目指したメディアマーケティング戦略においては、テレビコマーシャルの提供を一部地域から試験的にスタートさせ、先行して取り組んでいるインフォマーシャル(商品の特性を詳しくご紹介する番組形式のテレビコマーシャル)やWeb広告などとの連携による集客実績が伸びるなど、新たな集客モデルとしての構築を着実に進めつつある。

その他事業は、RIZAPグループより同社の55万人超の顧客基盤、全国の直営店舗と営業社員による営業網を活用した同社グループ企業への集客支援業務を受託した。

2018年3月通期の連結業績予想については、売上高は前期比11.9%増の150.00億円、営業利益は同785.9%増の12.00億円、経常利益は同917.5%増の13.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同310.2%増の11.00億円とする期初計画を据え置いている。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 マルコ---3Qは売上高が13.5%増、既存顧客のアクティブ数及び新規顧客数ともに増加