<4592> サンバイオ 2246 +152
大幅反発。再生細胞薬「SB623」の慢性期外傷性脳損傷プログラムの実用化に向けた予備資金として、三菱UFJ信託とコミットメントライン契約を締結。これにより、2020年7月末日までの期間において、5億円を上限に必要資金を随時借入れすることができるもよう。契約締結を受けて、増資による希薄化懸念が後退したとの見方が広がっているようだ。SMBC日興証券も1000円から2300円に目標株価引き上げへ。


<3929> ソシャルワイヤ 1522 +69
大幅反発。18年3月期の上期決算と通期予想の上方修正を発表。上期営業利益は前年同期比67.3%増の1.78億円で着地し、通期営業利益見通しは2.70億円から3.50億円に引き上げている。ニュースワイヤー事業のプレスリリース配信代行サービス「@Press(アットプレス)」において、ビッグデータとAI技術活用により業務ツールの自社開発及び運用が早期実現したことで、運用経費を抑制できたようだ。


<2497> UNITED 3970 +365
大幅続伸。18年3月期上期決算を発表。営業利益は前年同期比約17.3倍の9.50億円と大幅増益での着地となった。ソーシャルゲーム「クラッシュフィーバー」が安定した収益基盤となった他、アラン・プロダクツ社のアフィリエイト広告売上が順調に成長したことが背景に。加えて、インベストメント事業でも株式売却益等の計上額が前年を上回ったようだ。また、未定としていた中間配当も実施されることも支援材料に。


<3542> VEGA 1242 -400
ストップ安。18年3月期の上期決算と通期予想の下方修正を発表。上期営業利益は前年同期比52.9%減の1.66億円と、従来予想の3.60億円を下振れた。原価率と物流コストの上昇が利益を押し下げた。また、通期営業利益見通しは9.50億円から3.50億円に減額修正。想定以上に大手インターネットモール内の価格競争激化や物流コスト上昇は継続的に進んでおり、大幅な利益改善は厳しい環境が継続するとみられる。


<6867> リーダ電子 486 +80
ストップ高。18年3月期上期決算と通期予想の上方修正を発表。上期営業損益は1.68億円の赤字と会社計画(3.85億円の赤字)に対して損失が大幅に縮小して着地した。4K映像フォーマット対応関連設備の需要は国内、欧州において好調、電波関連機器の需要も国内で堅調に推移した。また、地上デジタル放送関連設備についても、中国を中心としたアジアなどで順調。下期も引き続き旺盛な製品需要を見込んでいるようだ。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 新興市場銘柄ダイジェスト:リーダ電子がストップ高、VEGAはストップ安