以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家R氏(ブログ「デイトレードで毎日を給料日にしよう♪」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2017年9月26日19時に執筆

こんにちは。今回は長引く地政学リスクの高まりから値を崩している新興市場について書いていきます。

あくまでこのレポートは勝てずに苦しい思いをしている人向けに作成しております。ご了承下さい。


■短期資金のよりどころ

新興市場は多くの個人投資家が参加する市場ですので、より人間の心理の本質が現れると言えます。また、それを目にすることもできるはずです。

短期デイトレーダーの多くも、値動きが軽い新興市場に集まってきます。また、同じく値動きの軽い小型株にも多くのデイトレーダーが集まりやすくなっています。そのため、新興市場の株価指数、特にマザーズ指数は、新興市場のみならず多くの小型株の指標となります。

デイトレードで利益を出そうとする場合、マザーズ指数の監視は必須とも言えますので、随時確認できる環境を整えておきましょう。

短期資金が利益を求めて流入する市場であるがゆえに、今回のような地政学リスクが高まると、一斉に資金が抜けてしまいます。また、今回で言えば石川製作所<6208>や細谷火工<4274>のような防衛関連銘柄が賑わいを見せています。

これに似た動きとして、過去にはインフルエンザが猛威をふるった際、マスク関連銘柄などが一気に買われました。

そういう時は、短期で利益をあげたいデイトレーダーが一気に集まる傾向にあるため、より一層、他の新興市場銘柄から資金が抜けやすくなります。きちんと前もって警戒しておく必要がありますね。

■リバウンドへの過度の期待は禁物

ここまで売られると、戻る時は一斉であり、勢いもすごいものになる可能性があります。私も最近ではそのリバウンドを逃すまい、逃すまいと少し大きな陽線が出るたびに買いを入れています。

しかし、そのたびにロスカットさせられる展開が続いています。もちろん、きちんとしたリバウンドをとらえることができれば大きなリターンにつながる可能性も大きいです。

しかしながら、北朝鮮リスクは少々長引きそうな様相を呈してきていますので、新興市場が本格的な上昇を見せるようなリバウンドを望むのは危険かもしれません。

■日経平均が高値圏であることにも注意

新興市場は、強い時は本当に強く、日経平均が下げようとも上昇するケースも多く見られます。しかし、逆に弱い時は目も当てられない弱さを見せてきます。

ここのところ、リスクリスクと騒がれる割に、日経平均は大きく下落していません。つまり、大型株は非常に安定しているわけです。

このまま高値圏をキープするのであれば影響は軽微なものと思いますが、新興市場が弱い期間は日経平均の上昇を無視し、下落ではお付き合いという姿を見せるケースが多々あります。

悪い方を想定した「仮」のお話にはなりますが、現状では新興市場だけ下げ過ぎと思われるものの、ここから日経平均まで崩れてしまった場合、新興市場は更なる下値探りの展開になるということも考えておかなくてはなりません。

毎日利益を出し続けなければならない専業トレーダー、兼業トレーダーという職業の方でなければ、しばらくの間は新興市場をあまり触らないようにした方がいいかも知れません。

自分の資産を守るというのも、株式投資において大事なことですからね。

私は話題の仮想通貨や、COMSA(コムサ)について勉強する時間を増やしています。このビッグウェーブには乗りたいと考えていますからね。

COMSAについては「COMSAとは」で調べて詳しく勉強してみて下さい。事前登録期間は残りわずかになっていますので。


いかがだったでしょうか。今回はここまでですが、「デイトレ」で検索すると出てくる「デイトレで勝てない人のためのブログ」では、株で勝つための心理や知識、経験について詳しく書いてあります。是非ご覧になってみて下さい。

私のトレード日記ブログは「デイトレードで毎日を給料日」と検索すると出てきます。こちらも良かったら覗いてみて下さい。

あくまで私個人が勝てるようになった経緯に基づいた個人的な意見になります。参考になるという方もいれば、参考にならない方もいらっしゃると思います。

どんな人にも面白いと思ってもらえるような記事作りに励んでいきたいと思いますのでよろしくお願いします。

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執筆者名:R
ブログ名:デイトレードで毎日を給料日にしよう♪


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情報提供元: FISCO
記事名:「 【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家R:触るなキケン!?新興市場