以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家元・社長氏(ブログ「元投資顧問会社社長のチラシの裏」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2017年9月14日20時に執筆


13日、防衛省はタイ空軍が調達を予定しているレーダーへの入札に参加する方針を固めました。

このレーダー輸出に関して、中国の一部の報道機関は、「日本は同レーダーの輸出を通じて中国包囲戦略を実現させ、中国の海洋進出をけん制しようとしている」としていますが、中国は今や米ロに次ぐ、世界3位の武器供給国といわれてます。

日本はすでに武器輸出を解禁しており、フィリピン軍にヘリコプター部品や中古航空機を無償で引き渡す計画であるほか、東南アジアの複数の国が哨戒機「P-3C」の調達を希望しています。

武器輸出とはいえ、防衛の為のレーダーや練習機の供給であれば、国民感情に配慮した新たな産業として成長が期待出来るのではないでしょうか。

これまでは自ら武器輸出禁止を課してきた日本ですが、2014年からは国内メーカーの武器軍用装備輸出を解禁しており、国内軍需産業の盛り上がりを期待させました。

科学技術で欧米に引けをとらない日本の軍事技術は、世界の軍隊が注目していると言っても過言ではなく、特に潜水艦の性能の高さには定評があります。

北朝鮮問題の沈静化が見えず、中国の軍拡が進む中、今後は国内の軍需を支える企業のさらなる成長が期待されるのではないしょうか。

今回は、日本の軍需を支え、今後の武器輸出活発化へ向けて成長期待の持てる川崎重工業<7012>に着目していこうと思います。


■川崎重工業<7012>の基本情報

市場:東証1部

総合重機の大手企業。

旅客機分担品や鉄道車両、大型バイクなどに特色を持ち、自衛隊の潜水艦、航空機も担う防衛関連銘柄としてあげられる。

防衛省への納入額もトップクラスであり、国家の根底を担う防衛に関連した大手企業である為、国からの支援や政策的なものも期待出来るのではないでしょうか。

防衛予算が年々右肩上がりとなっているのも同社にとってはプラス。


■川崎重工業<7012>のチャート分析

川崎重工業<7012>の日足チャートを見てみると、

・2017年4月17日の安値 313円
・2017年6月22日の安値 315円

を結んだラインが下値支持線として機能していると考えられます。

一方の上値抵抗線は、

・2017年5月11日の高値 355円
・2017年7月21日の高値 360円

を結んだラインが上値抵抗線として意識されています。

下は310円所、上は350円所のレンジ幅で動いている状態で、まだレンジ幅での株価推移が続くと考えるのであれば、下げてきたところを狙うのが良いでしょうし、レンジブレイクを見越すのであればそろそろエントリーしておいてもいいかもしれません。

ここで一度調整を入れてくるのか、ブレイクして伸びるのか、慎重な見極めが必要な局面と言えます。

難しい局面だからこそ一人だけで考えず、プロの意見を取り入れるなど多角的な視点で銘柄を分析したいものです。

毎日執筆中のブログでは、チャート画像付きで株式市場で注目されているテーマ株や個別株などの分析を行っています。

「投資顧問会社社長 ブログ」で検索してもらえれば、当ブログ「元投資顧問会社社長のチラシの裏」が出てくると思いますので、一度ブログの方も覗いて頂けますと幸いです。

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執筆者名:元・社長
ブログ名:元投資顧問会社社長のチラシの裏




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情報提供元: FISCO
記事名:「 【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家元・社長:日本の武器輸出に期待!川崎重工業に注目