PCIホールディングス<3918>は19日、シー・エル・シーの発行株式を全て取得し、子会社化することを発表した。シー・エル・シーは、メインフレームソフトウェアの販売及び保守業務を主としている。

PCIホールディングスは、情報サービス事業を営む同じ価値観と方向性を持つ事業会社を傘下に持つ純粋持株会社。グループの戦略策定、経営資源の最適配分、事業子会社の経営の監督を通じてグループ業績の向上に力を注いでいる。同社グループの事業はITソリューション事業と半導体トータルソリューション事業の2つのセグメントに区分されており、ITソリューション事業のビジネスソリューション分野においては、多様化・高度化する顧客ニーズの変化や市場動向等を適切にとらえ、更なる事業規模の拡大を企図してきた。

今回の子会社化は、シー・エル・シーのシステムインテグレーション力がPCIホールディングスグループのビジネスソリューション分野において非常に有用であるとの考えによる。また、大手企業を中心とした固定のメインフレームユーザーが多く、それらの顧客に対してシナジー効果を創出することが可能となると判断したためである。

なお、2017年9月期の連結業績に与える影響等については現在精査中。今後、業績予想修正の必要性等が生じた場合は速やかに開示するとしている。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 PCIホールディングス---シー・エル・シーの子会社化を発表