シノケングループ<8909>は24日、新電力開発が実施する第三者割当増資を引き受け、同社株式の50%を取得し、同社を関連会社としたことを発表した。新電力開発は、再生可能エネルギーであるバイオマス発電所の企画開発等を行う。

これにより、シノケンは再生可能エネルギー分野へ新たに進出することで、電力小売事業の開始(シノケンでんき)に続き、エネルギー事業の事業領域を拡大することとなった。

新電力開発は、バイオマス発電所新設の企画等を行い、固定価格買い取り制度(FIT)に基づく設備認定を受けた上で、国内外の投資家より資金を調達し、発電所建設を行い、竣工後の施設運営・保守管理の受託を企図する。新電力開発が企画するバイオマス発電は、天候に左右されない安定的な電力の供給が可能となるなどの利点があり、成長が期待される。また、新電力開発はバイオマス発電燃料の安定供給について、既に海外進出を果しており、東南アジアでのネットワークを有するシノケンの協力も得て、燃料を調達し、発電事業者へ販売することで、安定的なバイオマス発電を燃料供給の面からもサポートする予定だ。




<TN>

情報提供元: FISCO
記事名:「 シノケングループ---再生可能エネルギー事業会社を関連会社化、再生可能エネルギー分野へ進出