こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

国内企業の決算発表が一巡したタイミングであり、市場では改めて好決算銘柄などを見直す動きも強まりそうですね。これを受けて、2/24付けの「Daily Outlook」に、関連記事が掲載されていましたので、ご紹介します。

同レポートでは、17年3月期第3四半期の企業決算について、『俯瞰すると、業績を牽引したテーマの一つとして、人手不足・女性の社会進出が挙げられる』と伝えています。

まず人手不足に関して、『生産年齢人口の減少や景気の回復などが背景となっており、更に今後は政府の働き方改革も相まって一段と深刻化しよう。働き方改革の柱の一つは長時間労働の是正だが、企業にとって当面は生産性の向上よりも労働時間の減少による負の影響の方が出やすいとみられる』との見解を述べています。

一方で女性の社会進出については、『働き方改革で一段と進展しよう。長時間労働の是正や同一労働同一賃金、育児支援などの待遇改善により、出産や育児、家事などで時間に余裕のない女性の就労が促進されるとみられる。化粧品や中食関連に加え、しまむら<8227>など婦人服を扱う企業も恩恵を受けよう。また、女性の社会進出は単身世帯の増加にもつながっており、防犯関連や賃貸マンションなども恩恵を受ける可能性がある』との見解を述べており、この2点は中長期的なテーマになるとみています。

これを受けて、主な関連銘柄として日水<1332>やポーラオルHD<4927>、セコム<9735>などの銘柄を全6社紹介していますので、詳しくは2/24付の「Daily Outlook」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

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フィスコリサーチレポーター花田浩菜




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情報提供元: FISCO
記事名:「 17/3期第3四半期決算の業績けん引役は、SMBC日興証券(花田浩菜)