*14:11JST 日経平均VIは低下、株価下落で高値警戒感が緩和 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時10分現在、前日比-0.99(低下率5.13%)の18.29と低下している。なお、今日ここまでの高値は18.41、安値は18.12。

昨日の米株式市場で主要指数が上昇した一方、日経225先物は昨日までの続伸で320円上昇したことから上値追いには慎重で、今日の日経225先物は前日比変わらずで始まった。取引開始後の売り買い一巡後、日経225先物は売り優勢の展開となった。市場では短期的な過熱感が意識されていたこともあり、今日の株価下落で高値警戒感が緩和。ボラティリティーの高まりを警戒するムードが後退し、日経VIは昨日の水準を下回って推移している。


【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均VIは低下、株価下落で高値警戒感が緩和