*12:17JST 東京為替:ドル・円は底堅い、円の値動きを見極め 16日午前の東京市場でドル・円は底堅く推移し、150円付近でもみ合った。鈴木財務相の円安けん制を受け、円売りは縮小。一方、植田日銀総裁はマイナス金利を解除しても緩和的な環境が続くとの見解を示しており、円買い後退で主要通貨は支えられた。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は149円82銭から150円29銭、ユーロ・円は161円44銭から161円71銭、ユーロ・ドルは1.0760ドルから1.0776ドル。
【要人発言】
・ボスティック米アトランタ連銀総裁
「9月と12月の計2回の利下げを見込んでいる」
・鈴木財務相
「為替の急激な変動は好ましくない」
「円安はプラスとマイナスの両面あるが、マイナス方に懸念」
「為替の動向、極めて緊張感をもってみている」
「デフレ脱却宣言をするか、今のところ確たることは決まっていない」
・植田日銀総裁
「マイナス金利を解除したとしても、緩和的な金融環境が当面続く可能性」
「財務の健全化を確保することは重要」


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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は底堅い、円の値動きを見極め