*05:50JST 11月22日のNY為替・原油概況 22日のニューヨーク外為市場でドル・円は148円60銭へ弱含んだのち、149円75銭へ上昇し、引けた。

米先週分新規失業保険申請件数が前回分から予想以上に減少し労働市場の強さが再確認されたほか、米11月ミシガン大学消費者信頼感指数、期待インフレ率確報値がそれぞれ予想を上回ったため利上げ終了観測が後退し、ドルの買戻しに拍車がかかった。

ユーロ・ドルは1.0923ドルから1.0852ドルまで下落し、引けた。
ユーロ圏消費者信頼感が小幅改善したことが好感され、下げ止まった。

ユーロ・円は162円20銭から162円94銭まで上昇。日欧金利差拡大観測に伴う円売り、ユーロ買いが再開した。

ポンド・ドルは1.2544ドルから1.2449ドルまで下落した。英国政府が来年の選挙を控え景気浮揚を目指した減税を発表後、下げ止まった。

ドル・スイスは0.8820フランまで下落後、0.8875フランまで上昇した。

 22日のNY原油先物は反落。石油輸出国機構(OPEC)プラスが週末に予定されていた会合を延期、追加減産を巡り見解の相違との憶測が広がり売られた。

【経済指標】
・米・先週分新規失業保険申請件数:20.9万件(予想:22.7万件、前回:23.3万件←23.1万件)
・米・失業保険継続受給者数:184万人(予想:187.5万人、前回:186.2万人←186.5万人)
・米・10月耐久財受注速報値:前月比‐5.4%(予想:-3.2%、9月:+4.0%←+4.6%)
・米・10月耐久財受注(輸送用機器除く)速報値:前月比0%(予想:+0.1%、9月:+0.2%←+0.4%)
・米・10月製造業出荷・資本財(航空機を除く非国防)速報値:前月比0%(予想:+0.1%、9月:-0.1%)
・米・11月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値:61.3(予想:61.0、速報値:60.4)
・米・11月ミシガン大学1年期待インフレ率確報値:4.5%(予想:4.4%、速報値:4.4%)
・米・11月ミシガン大学5-10年期待インフレ率確報値:3.2%(予想:3.1%、速報値:3.2%)
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情報提供元: FISCO
記事名:「 11月22日のNY為替・原油概況