*13:47JST 米国株見通し:伸び悩みか、企業決算で売り買い交錯 (13時30分現在)

S&P500先物      4,396.75(-5.00)
ナスダック100先物  15,215.75(-25.00)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅安、NYダウ先物は15ドル安。長期金利は底堅く、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。


17日の主要3指数はまちまち。取引後半に前日終値付近まで持ち直し、S&Pはほぼ変わらず、ダウは13ドル高の33997ドルと小幅高で引けた。予想外に堅調な小売売上高は連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め方針を後押しし、長期金利の上昇を背景に幅広い売りが先行。同時に消費関連に買いが入り相場を支えた。一方、バイデン政権が人工知能(AI)用半導体の対中輸出停止の方針を示すと、ハイテク売りが指数を押し下げた。


本日は伸び悩みか。本格化する企業決算を手がかりに売り買いが交錯する見通し。前日同様に消費関連や原油高によるエネルギー関連が注目され、相場をけん引する可能性はあろう。18日引け後に発表されるネットフリックスやテスラは業績好調とみられ、前日売り込まれたハイテク関連に思惑的な買いが見込まれる。一方、今晩の住宅関連指標は強弱まちまちと予想されるほか、中国の成長率は鈍化し、積極的な買いを弱めるだろう。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 米国株見通し:伸び悩みか、企業決算で売り買い交錯