*04:12JST 10月17日のNY為替概況 17日のニューヨーク外為市場でドル・円は、149円41銭から149円85銭まで上昇して、引けた。

米9月小売売上高の伸びが予想を上回り消費が底堅く、成長が想定以上に強いとの見方に追加利上げ観測が再燃、金利上昇に伴いドル買いが強まった。

ユーロ・ドルは、1.0539ドルへ下落後、1.0595ドルまで上昇し、引けた。米9月小売売上高や9月鉱工業生産の予想を上回る結果を受けてドル買いが強まったのち、10月NAHB住宅市場指数が予想を下回ったためドル買いが後退、さらに、予想を上回った独10月ZEW景気期待指数や欧州中央銀行(ECB)高官のタカ派発言を受けたユーロ買いが強まった。

ユーロ・円は、157円82銭から158円62銭まで上昇。

ポンド・ドルは、1.2133ドルへ下落後、1.2212ドルまで上昇した。英中銀のディングラ委員が賃金圧力において、一段の緩和を予想しているとの発言で金利先高観を受けたポンド買いが緩和。

ドル・スイスは、0.9032フランへ上昇後、0.8990フランまで下落。
【経済指標】
・米・9月小売売上高:前月比+0.7%(予想:+0.3%、8月:+0.8%←+0.6%)
・米・9月小売売上高(自動車除く):前月比+0.6%(予想:+0.2%、8月:+0.9%←+0.6%)
・米・9月ニューヨーク連銀サービス業活動:-19.1(8月-3.0)
・米・9月設備稼働率:79.7%(予想:79.6%、8月:79.5%←79.7%)
・米・9月鉱工業生産:前月比+0.3%(予想:0.0%、8月:+0.4%)
・米・10月NAHB住宅市場指数:40(予想:44、9月:44←45)



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情報提供元: FISCO
記事名:「 10月17日のNY為替概況