*04:42JST 8月30日のNY為替概況 30日のニューヨーク外為市場でドル・円は、146円37銭から145円56銭までし、引けた。

米8月ADP雇用統計は伸びが7月から予想以上に鈍化、さらに、米4-6月期GDP改定値が予想外に下方修正され景気減速見通しが強まり、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ終了の思惑に金利低下に連れドル売りに拍車がかかった。その後、米7月中古住宅販売成約指数が6月からマイナスに悪化予想に反し、改善したためドル売りが後退。

ユーロ・ドルは、1.0875ドルから1.0945ドルまで上昇し、引けた。
ドイツの消費者物価指数(CPI)の伸びが予想を上回りユーロ圏の金利先高観が再燃しユーロ買いが優勢となった。

ユーロ・円は159円10銭から159円75銭まで上昇。日欧金利差拡大観測に円売り、ユーロ買いが強まった。

ポンド・ドルは、1.2653ドルから1.2746ドルまで上昇した。

ドル・スイスは0.8796フランから0.8745フランまで下落した。

[経済指標]
・米・8月ADP雇用統計:+17.7万人(予想:+19.5万人、7月:+37.1万人←+32.4万人)
・米・7月卸売在庫速報値:前月比-0.1%(予想:-0.3%、6月:-0.7%←-0.5%)
・米・4-6月期GDP改定値:前期比年率+2.1%(予想:+2.4%、速報値:+2.4%)
・米・4-6月期個人消費改定値:前期比年率+1.7%(予想:+1.8%、速報値:+1.6%)
・米・8月前渡商品貿易収支:-912億ドル(-900億ドル、7月-888億ドル←-878億ドル)
・米・7月中古住宅販売成約指数:前月比+0.9%(予想:-1.0%、6月:+0.4%←+0.3%)



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情報提供元: FISCO
記事名:「 8月30日のNY為替概況