*00:54JST NY外為:ドル買い一服、中銀総裁の討論会終了、パウエルFRB議長はタカ派姿勢再表明 欧州中央銀行(ECB)フォーラム最終日に開催された主要中銀総裁の討論会が終了した。連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は討論会で労働市場には柔軟性があり、金融政策は引き締め域にあるが十分ではなく、一段の引き締めが必要と再表明した。欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁も、まだやるべきことがあり、7月の利上げの可能性が強いと繰り返した。一方で、日銀の植田総裁はインフレが若干目標を下回っているとし、金融緩和を維持する姿勢を見せた。

サプライズはなかったが、FRBの利上げ再開を想定したドル買いが優勢となったのち、討論会終了でドル買いは一服した。ドル・円は144円62銭まで上昇し、年初来のドル高・円安を更新後は144円20銭へ反落。ユーロ・ドルは1.0897ドルまで下落後、1.0908ドルで下げ止まった。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:ドル買い一服、中銀総裁の討論会終了、パウエルFRB議長はタカ派姿勢再表明